富山市立豊田小学校

　130年の歴史ある豊田小学校の移転改築に際しては、新しい時代に生き残れる教育環境の整備と、児童数約900名の小学校に6000食の給食センターを併設した約14000㎡の大規模複合施設のヒューマンスケール化が大きな課題と考えられました。子どもたちや地域に合わせたヒューマンスケールの大規模校として、多様で連続的な、児童と先生が一体的に使える学習空間、子どもたちの豊かで楽しくカラフルな生活環境、多彩な地域開放ゾーンと明確な開放区分、『自然となかよく』すごせる持続可能なエコスクールといった特色をもっています。特に、教育環境の整備として、「オープンスクール」を充実、発展させた『学年ユニット』は、一体化した教室とワークスペースに加え、先生教材コーナー、防音＋冷暖房教室、水廻りのある広い教室、少人数教室、クワイエットルーム、デンを取り込み、フレキシブルで多様な学習領域の変化に対応しながら、特別教室群との連続的な学習環境を構成しています。