南砺市立（旧福光町立）吉江中学校

「コンパクトな構成の教科教室型中学校」 ［①学習の個別化のための弾力的な学習スペースの構成］ オープンスペースやメディアスペースとともに、可動間仕切りによる空間のフレキシビリティーを考えた計画とした。 ［②情報化社会に対応したハード・ソフト］ コンピュータを積極的に導入し、学校のあらゆる場所で利用可能な配置とした。 ［③明るく豊かで快適な生活空間の構成］ ラウンジや吹き抜けなどのゆとりの空間を設け、木質系の仕上材を多用して豊かで親しみのある空間構成とした。 ［④生徒同士・生徒と先生の多様なコミュニケーションを生み出す場］ ラウンジや憩いの場だけでなく、職員室の壁を透明にして、その前にラウンジを設けるなど、生徒と生徒、先生と生徒の自然なコミュニケーションが育まれるように仕掛けている。 ［⑤地域のシンボルとなるようデザインされた施設づくり］ シンボルタワーの設置や新鮮な外部空間構成によるデザイン計画。 ［⑥地域開放］ 地域の生涯学習の拠点、コミュニケーションの場として、段階的に開放しやすいゾーニングとした。